母集団は,$N$個の玉のうち,$\lambda$個が赤玉。ここから$1$個取り出した場合赤玉である確率は$p=\lambda/N$。復元抽出を$n$回繰り返した場合赤玉が$k$回出る確率は,$B(n,p)$の二項分布となる。

$$P(X=k)=_nC_kp^k(1-p)^{1-k}$$
ただし,
$$_nC_k=\frac{n!}{k!(n-k)!}$$

30%が赤玉($p=0.3$)。ここから1個だけ取り出す行為を,20回繰り返した場合,が出た場合を1,出なかった場合を0とすると,次のような事象が再現できる。

 >  rbinom(n=20,size=1,p=.3)
 [1] 0 1 0 1 0 1 0 1 0 0 0 1 1 0 0 0 1 0 1 0

30%が赤玉$p=0.3$)。ここから20個取り出す行為(20回非復元抽出)を1回行った場合,何回赤玉が出るか

 >  rbinom(n=1,size=20,p=.3)
 [1] 8

30%が赤玉($p=0.3$)。ここから20個取り出す行為(20回非復元抽出)を10回行った場合,何個赤玉が出るか

 >  rbinom(n=10,size=20,p=.3)
 [1]  4  8  9  8  7 11  3  3  6  2

30%が赤玉($p=0.3$)。ここから20個取り出す行為(20回非復元抽出)を10000回行った場合,何回赤玉が出るか

 > d01<-rbinom(n=10000,size=20,p=.3)
> hist(d01) #ヒストグラム
> mean(d01) #平均
 [1] 5.9947
> var(d01) #分散
 [1] 4.263298